山水のみなかわ応援隊
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山水土瓶風鈴
¥5,500
【山水土瓶風鈴】 幅9cm 高さ7cm 山水土瓶風鈴について 近藤康弘 今こうしている間にも、後継者がおらず、失われていく伝統文化があります。 「やりたい事が見つからないという若者が一人でもそこに入ってくれれば、技術は残るのになぁ〜…」 なんて思っていたある日、継承者のいない山水土瓶の絵付を習ってみないかというお話をいただきました。今はまだ教えてもらう事ができる、こんな機会はない、一期一会。…という流れで、軽い気持ちでお受けし、教わる事となりました。 益子の人間にとって、山水土瓶は第一回人間国宝になられた濱田庄司氏を益子に住むことに導いた、健康的な美しさをやどした大切な存在です。その重みに山水土瓶を作っていこうという覚悟が決まらず、しかし何かの形には残したいというもやもやから思いついたのが山水風鈴です。 一日千個描かれた山水土瓶、上手く描くには相当数をこなさねばなりません。習うより慣れろ。まだ数十個にみたない制作は未熟そのものですが、早過ぎる流れの現代に少しノスタルジックにさせてくれる風鈴は、自身を含めて何かを感じてもらう種になってくれればなぁという願いがこもっています。 近藤窯 近藤康弘 1978年 大阪府千里に生まれる 1997年 京都で陶芸を学ぶ 2004年 益子 榎田勝彦氏の元で焼き物の修行を始める 2009年 益子町に築窯独立
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松本うまれの木彫り熊
¥1,100
SOLD OUT
昭和30年代から、長野県は松本で北海道土産の木彫り熊を彫っていた方々からの聞きとりを纏めた一冊です。その土地で生まれた木彫り熊はどんなかたちをしているのか。彫り手たちは何を考えながら彫っていたのか、ゆっくり対話を重ねながらまとめたものです。 2022年4月29日から軽井沢のセゾン現代美術館にて開催されている「地つづきの輪郭」に関連して制作されました。 36頁オールカラー ※100冊までシリアルナンバー入りは完売し、予備分の残り10冊を販売しています。ご了承頂けたら幸いです。
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ツキノワ木彫り熊ノート
¥2,200
「葛巻に昔、木彫り熊を彫って北海道に売っていた人がいた」 本の中の一文から、葛巻町で昭和40年代から60年代に木彫り熊を彫っていた、上高山兼太郎に出会いました。北海道と本州を行き来する是恒さくらと、葛巻町に住む増子博子のそれぞれが、木彫り熊との出会いから生まれた問いを、それぞれの旅の中で探ってきました。 この本ではまず、葛巻町でかつて木彫り熊を彫っていた上高山兼太郎の木彫り熊を写真で紹介します。そして、岩手県や隣県での聞き取り、木彫り熊を扱う業者や木彫り熊の蒐集、研究をしている方々からの聞き取りや、木彫り熊を訪ねた旅の記録を綴りつつ、是恒、増子がそれぞれ探ってきた問いへの返答を、ドローイングやエピソードを交えて記しています。 仕様:148mm×210mm 96ページ モノクロ 2022年2月2日発行 編集・執筆 増子博子 是恒さくら デザイン 土澤潮(デザイン事務所ペイジ) 写真撮影 吉田健太郎 印刷 坂部印刷株式会社 発行 木彫熊通信(是恒さくら・増子博子)